「もしもし、私名古屋の中村区で〇〇というレジャーホテルの支配人をやっております佐藤（仮名）と申しますが、
御社のパンフレットを見てお電話させていただきました。
実は御社のサービスをウチのホテルに導入したいと思っているんですが…。」
もしあなたのホテルの全ての客室が高稼働しているのであれば、
時間のムダになりますのでこの先をお読み頂く必要はありません。
私が佐藤支配人からの電話を受け取ったのは2003年の7月でした。
当時、弊社の「店舗向けコミックレンタルサービス」はスーパー銭湯・健康ランド・パチンコ店・歯科医院などにて導入頂いておりましたが、レジャーホテルへの導入実績はありませんでした。
と言うより、レジャーホテルに弊社のサービスを紹介すること自体、考えたこともなかったというのが正直なところです。
そのため、佐藤支配人からお電話頂いた時も「レジャーホテルにマンガ？？？」と、私の頭の中は「？」マークだらけでした。
しかし後日、私が佐藤支配人にお会いした際、佐藤支配人はこうおっしゃいました…
「実は、マンガルームを作りたいと思ってるんですよ…」
私はこの言葉を聞いてようやく「レジャーホテル」と「マンガ」が頭の中で繋がるのと同時に、「このアイデアは絶対ウケる！」と直感しました。
なぜなら、みなさんもご存知の通り数年前から空前のマンガ喫茶ブームとなっていますが、このマンガ喫茶の来客層は10代後半から40代であり、レジャーホテルの来客層とほぼ一致します。そしてそのような年齢層の方々が長時間滞在されるレジャーホテルにはピッタリのサービスになるはずだ！と思ったのです。
そして、この直感は「確信」に変わりました。
全25部屋中16位人気の客室にマンガを300冊設置し「マンガルーム」として売り出してわずか1ヶ月でなんと人気が2位まで急上昇！回転率計算で約30％アップ（一日平均回転率2.1回転→2.7回転）となったのです！しかもこの数字、客室料金を500円値上げしてのものなのです！もちろん改装などしていません。空いたスペースにマンガを設置しただけです！
私自身「ウケる！」とは思っていましたが、まさかここまでの数字が出るとは正直驚きました。
その後状況確認のためにお電話したところ、佐藤支配人は私に嬉しそうに
「社長もホクホク顔ですよ！来月からもう一部屋お願いできますか？」
とおっしゃいました。
こうして佐藤支配人は改装することもなく値上げした客室の回転率を上げることに成功したのです。
現在のご契約ホテルのご担当者さまから「マンガルームを導入して良かった！」と嬉しいお声をたくさん頂いております。私としましてもそのお声の全てをみなさまにご紹介したいのですが、ほとんどのご担当者さまは
「他のホテルには教えたくない！」
とご協力頂けないのが実情です。しかし、一部のご担当者さまのご好意によって弊社ホームページへの掲載をお許し頂いた「導入店舗ご担当者さまの生の声」を紹介しております。ほんのわずかではありますが是非ご覧下さい。